会派日誌

2003/12/26 金曜日25日、「マニフェスト中間考査」を公表しました

クリスマスの昨日、トライアルしなのでは、午後1時から団会議、勉強会、「マニフェスト中間考査」の公表と充実した時間を過ごしました。
午後からの団会議にそなえ、朝早くから木内県議・田中県議・宮川県議と次々登庁。各自、政務調査に一生懸命。今年最後の顔合わせとなる団会議は、「マニフェスト中間考査」の検討。政務調査費の検討等審議し、青山出納長から県政、予算案について説明を受け理解を深めた後、3時から、「マニフェスト中間考査」を公表。記者会見をしました。
その後、12月定例会で予算案が否決された「稲荷山養護学校」について、県の担当者から、今までの経緯・今後の問題点について説明を受け勉強しました。
この件に関しましては、当会派では、宮川県議が議会最終日、県側が示した原案に対して賛成討論をしましたが、残念なから否決されてしまいました。
まず、県の方たちが、どのような思いで知的障害・肢体不自由の児童生徒が共に学べる県内初の知肢併置校として、老朽化した「稲荷山養護学校」改築に向けて事業に取り組んでこられたかを伺いました。
一日も早い開設を待ち望んでいる児童や親御さんたちの気持ちを思い、将来を見据え、子供たちの為により良いものをと、今まで何度となく様々な方々と話し合いをし、皆がかつて無いほど情熱を傾け検討を重ね、取り組んできた事業だけに、否決された事は本当に残念との事。
もし今後工事が遅れ、開設が遅れるような事態が生じた場合は、教職員の配置等学校運営にも影響が生ずる場合がでる。児童の中には、音にも過敏に反応する児童がいる等、様々な状況の中での工事になるので、より迅速に工事も進めなくてはならず・・・いろいろ考えると眠れない夜が続きそうですとの事です。
議会での議員は、不自由な児童達の現状をどのくらい理解し、「稲荷山養護学校」の重要性をどの程度認識して採決に臨んだのでしょうか。一度でも稲荷山養護学校の現状を自分の目で確かめたのでしょうか。循環型社会の「長野モデル」として、そこで学ぶ児童達のために、いかにしたら<優しい学校>が出来るのか、真の教育面での立場で判断をくだされたのでしょうか。
  
(前略)
さて、今回長野県が調達しようとしている木材は、稲荷山養護学校のポリシーを象徴するものであると同時に「木の香り」と「ぬくもり」など、長野県で育まれている木の文化を後世に伝えるものであることを、まず念頭におかなければなりません。
(中略)
  木が泣いています。
  子どもたちが泣いています。
  子供たちの親が泣いています。
  先生が泣いています。
  そして、私も泣いています。
  
 宮川県議の「原案賛成、修正案反対」の討論です。

何とか、子供たちのために一日も早く「真の優しい学校」が建築される事を願ってやみません。
そこで学ぶ230人(肢体不自由130人・知的障害100人)の児童の『心のふるさと』となるべく、稲荷山養護学校の建築です。深く理解を示し、勉強し、良い提言が議場で聞かれる事を期待します。
一日も早い開校を待ち望んでいる子供たちのために!!

今年もいよいよ残すところ数日となりました。
来たるべき新しい年が、良い年になりますよう祈ります。
手術に成功された田中知事のご容態は順調との事です。一安心です。

2003/12/19 金曜日19日定例議会閉会  早速閉会後は勉強会

県議会12月定例会は、本日閉会しました。「開かれた県政」を目指す田中県政にとって、今議会は、<未来への提言>〜コモンズからはじまる、長野県ルネッサンス〜の中で、「21世紀型のゆたかな社会を創り上げていくためには、社会的共通資本とコモンズの考え方にもとづき、社会のあり方や私たちの意識を大きく変革していくことが求められる。」と示されていますが、それはまさしく、議会運営にも言える様な印象を受けた今議会でした。
 一県民の方から、「今議会は、県民生活に直接影響のない県内部の組織的な事や、知事と県職員との関係等、県民が実際にやってほしい政策的な議論は乏しい。県民が本当に願っている議会のあり方や思いとはかけ離れた所の議論で時間を費やしている。厳しい経済情勢の今だからこそ、県議会は、県民の立場に立って県民生活を豊かにする視点で議論して欲しい」というご意見を頂きました。確かに一般県民は、そのような印象を受けた議会だったかも知れません。
 議会終了後、トライアルしなのでは、以前移動議会報告会の際ご講演を頂いた青山貞一先生を囲み、「長野県政と環境問題について」勉強会を開催しました。先生のスライドを交えたご講演を頂き、質疑応答・意見交換で意義ある研修を課サル寝ます重ねます。
 外は、雪が降り始め、積もり始めました。本格的な信州の冬の到来を感じさせる銀世界です。スキー場は、休日を控えホッとしている事でしょう。
 
★「トライアルしなの」では、22日月曜日にも、「長野県政を良くする勉強会」として、長野県政を良くするために様々な分野で真摯に取り組んでおられる異業種の方たちにお集まりいただき上田市で研修会を開催いたします。様々な分野で活躍されている方たちと県政全般に対しご意見をいただく中で、会派としてが研鑽を積み、商工・観光振興・雇用対策他『壊す』から『創る』へのステージでの施策を提言していきたいと思います。

2003/12/17 水曜日12月16日(火)、『トライアルしなの』で知事に新年度の予算編成にあたり提案書提出!

16日夕方、各委員会終了後に「トライアルしなの」では、田中知事へ来年度の予算案作りへ向けて、提案書を提出しました。
青山出納長もご同席下さり、各議員が提案理由を述べました。
以下は、提案書の内容です。

                    平成15(‘03)年12月16日(火)
長野県知事  田中 康夫 様
                長野県議会 トライアルしなの
                  代 表  島田 基正
                  副代表  宮川 速雄
                  副代表  今井 正子
                  副代表  田中 清一
                  幹事長  木内 均

平成16年度当初予算編成にあたり『トライアルしなの』提案書

 平成14年4月に策定した『財政改革基本方針』、さらに平成15年2月から取り組んでおります『財政改革推進プログラム』のもと真の県民益を最優先に県政運営をされておりますことにまずもって敬意を表します。
 さて、長野県議会『トライアルしなの』では、平成16年度の当初予算編成にあたり、下記のとおり提案書を提出いたします。ご配意賜りますようお願い申し上げます。

                  ―  記  ―

☆会派のコンセプト:“コモンズの再生に向けたゼロ予算事業の提案”
【提案説明】
 長野県は、『未来への提言 −コモンズからはじまる長野県ルネッサンス(案)−』を策定し、従来の大量生産・大量消費による生活の利便さを求める物質文明から、地域の歴史・伝統・文化に根ざした人と人とが触れ合う、いわば精神文明への転換を提言した。
 そこで、私たち『トライアルしなの』は、「スピードからスローへ」、「便利さから不便さへ」をコンセプトに、人を知り、地域を知ることによって、楽しさ、嬉しさを享受できる0(ゼロ)予算事業を提案します。

☆具体的な提案:?コモンズの再生に向け県民運動を構築する
・『コモンズ再生県民宣言』(コモンズの日の制定など)
・『長野県住民基本条例』の制定(自治の主人公である住民と協力して自律コモンズ再生支援となる各種条例の積極的な制定)
・『コモンズ大学』創設(月に1回地域の学校・公民館等の施設を利用してコモンズの自然・歴史・民族・伝統・文化・潜在力などを学ぶ。講師は、地域の長老・職人・達人・専門家などに依頼)
・全職員地域コモンズ活動への参加義務づけ(消防団・自治会役員・PTAなどへの参加)
・公共資本(建築物・施設・道路・空き地・河川・山林・サービス・事業等)の開放
・県民からコモンズ再生の事業案を募集し、それを予算編成に活かす
・長野ブランドの発信と支援(『長野ブランドデザインセンター』をつくり、新しい地域ブランドを構築する)
?不便な社会の構築
・自動車社会からの離脱
  都市内公共交通機関の利用促進(バスレーンの強化、複数乗車の奨励など)
  ロードプライシングの導入
  ナンバーによる乗り入れ制限
・人に優しいまちづくり
  自転車利用の促進(自転車道の指定、車の一方通行の拡大 
  道路の開放の拡大(イベントなどに時間制限をしない)
  横断歩道の設置(ゼブラゾーンの推進)
  看板の規制強化(道路と平行看板の推進)
?地域生活支援制度
・地域支援員の配置(県職員の市町村派遣の拡大など)
・「子育て」・「人育て」・「地域育て」の充実(文教と社会衛生の相互乗り入れなど) 
・中学校教育の充実(30人学級、心の相談員、地域サポーターの充実)
・「コミュニティママ(パパ)制度」の啓発と支援
?支え合いのコミュニティビジネス・NPOで産業雇用の創出
(1)地域ニーズを地域人材の活用でコモンズの活性化
・市町村と連携しコモンズ(自治会、区単位)の人材をデーターベース化し活用。
・公的施設の開放、情報・ノウハウ・人材の提供、助成金制度。
(2)行政業務(福祉・医療、教育、環境)のパートナー、委託者として育成。
・研修会の企画開催。委託協定書内容の検討。
?資源循環型社会の実現
・食料の地産地消(自給率の向上・『学校給食完全米食宣言』)
・省エネ対策(県施設への自然エネルギー導入、サマータイムの導入、ノー残業デーの週2日制、県議会のノーネクタイ・半袖シャツ化)
・里山の復活(公共施設や事業に竹資源を利用。そのための竹林再生)
・休耕田花畑化構想(各地の休耕田に特徴ある花を植えるように奨励)
・県民生活のすべての場面で『4R(リフューズ・リデュース・リユーズ・リサイクル)運動』の思想を徹底的に普及させる

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