被災者の多くの方達が、自家用車等車の中で避難生活を続けている状況の中で、『エコノミークラス症候群』と思われる女性が亡くなりました。避難所よりプライバシーが守れる、温かいという事で狭い車の中で同じ格好をしていることによる健康上のリスクは、疲れきった被災者の方々には堪えることでしょう。
辛く悲しい情報が多い中で、行方不明になっていた親子3人の中で2歳の男の子が奇跡的に土砂崩れ現場の車の中から救出されました。何とか3人が生存していてくれたらと願いましたが無念。多くの亡くなられた方々のご冥福を改めて心からお祈り申し上げます。
明日10月30日(土)から11月2日(火)まで、田中県議と木内県議は3泊4日で韓国を訪問します。今回の目的は、『長野県議会日韓親善促進議員連盟』による韓国の江原道道議会の公式訪問です。
訪韓中は、日本大使館、江原道道議会、韓日親善協会、国会議事堂などへの訪問が予定されています。
今朝は寒いほどの信州。一気に街路樹の紅葉が進み、山に雪が降りました。
「新潟県中越地震」の10万人を超える避難住民の皆様は、先の見通しが立たないまま、寒さと生活の不自由さでさぞ辛い思いをしている事と思い、何とかしてあげられないものかと心が逸ります。
今朝長野県庁の前は。田中知事を始めとする県職員の方々が新潟県の被災地へ、ユニクロ・福助等メーカーからのご好意の下着・靴下等の衣類や、ドライシャンプー、臨時の風呂・食料・水等「長野県の熱い心」を届ける為の救援物資を積んだトラックが何台も並びました
「家が倒壊して・亡くなられた方がいて・様々な思いをして無念の方、辛い思いが強い被災者の方々が、前向きに元気で頑張れるよう、直接「顔」を見て、「顔から顔へ」励まし手渡せるように現地へ向かいます。又、義援金の募金にも是非ご協力下さい。出来る限りのことを同じ中山間地に住む県民同士として援助していきたい。」と防災服に身を包んだ田中知事の挨拶の後、支援隊は県庁を後にしました。
又、挨拶の中で知事は、被災で感じた怖さ・辛さ・人々の温かい支援を受けたときの嬉しさ等を心に残すため、次回は子供たちに画用紙とクレヨンを届けたいといわれていましたが、子供たちに一日も早く笑顔と輝く瞳が戻れば、大人も元気になれると思います。本当に大変と思いますが、健康に気をつけて頑張って欲しいです。
★今井県議は「緊急新潟地震を支援する立科の会」として、今朝7時から地元の立科町郵便局前で支援物資を集めています。今日集まった物を被災地へ届けますので、近くの方達は是非ご協力ください。
今日から決算特別委員会の東信地域の現地調査がありますので、その合間をぬって支援活動を行なっています。
以下は、現在長野県での支援活動です。
是非皆様ご協力をお願いします。詳しくは県へお問い合わせ下さい
長野県は、新潟県中越地震被災者の方々へ
積極的な支援を行います。
義援金をお寄せいただくよう皆さんのご協力をお願いします!
10月23日(土)新潟県中越地方を襲った震度6強の地震により、多くの方々が今もなお、小学校の体育館などの避難所で不安な日々を過ごされております。
平成7年の阪神・淡路大震災における田中康夫知事の災害救助ボランティアの経験から、今後は、水や食べ物に留まらず、乳幼児の紙おむつ、様々なサイズの子供用靴下や下着、或いは老人用紙おむつ、そして歯ブラシや化粧品や髭剃り、ミニラジオなども順次必要となってまいります。長野県は、子どもからお年寄りまで、被災者の精神的な落ち着きや潤いを満たし、復興への元気を取り戻す物資の支援を積極的に行います。
このため、長野県は、「新潟県中越地震義援金」窓口を設け、県民の皆様からお寄せいただいた募金を活用いたしたく存じます。購入した支援物資は、新潟県内被災地域の避難所や福祉施設へ、個別に、直接、長野県職員が手渡しでお届けします。
多くの皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。
1 皆様の義援金により、長野県が被災者の皆様に、直接、お届けしようとしているもの
(予定)
《防寒具》 毛布 カイロ
《生活品》 タオル(ハンドタオル、フェイスタオル、バスタオル) バンドエイド
《衣類》 乳児用靴下 児童用靴下 大人用靴下 下着
《作業用品》 軍手 手袋
《こども用品、福祉用品》 乳児用ミルク 乳児用紙おむつ 大人用紙おむつ 生理用品
《洗面用具等》 歯磨き・歯ブラシ 化粧品(化粧水・口紅) 髭剃りセット
《情報機器》 ミニラジオ
《書籍類》 絵本 マンガ本
2 お受けする期間
10月26日(火) から 11月5日(金)
県庁、地方事務所、東京事務所にご持参いただく場合は 8:30縲鰀19:00(土日・祝日も受け付けます)
金融機関でお振込みいただく場合 各金融機関の取扱時間
3 募金の方法と受付窓口
義援金は次の金融機関へお振り込みいただくか、県庁、地方事務所、東京事務所へご持参ください。
お寄せいただいた義援金の使途は、ホームページ等で報告させていただきます。
23日午後5時56分から新潟県中越地方で震度6強の地震が3回あり、その後も余震と思われる地震が断続的に続きました。
長野県でも三水村で震度5弱。栄村などで負傷者も出、各地で大きな揺れと驚きを感じました。
新潟県では、民家の倒壊・道路の亀裂・土砂崩れ・火災等の被害を始めとして、走行中の上越新幹線が新潟市内で脱線、ガス・水道・電気等のライフラインが止まる等次々と被害の大きさと惨状が情報で伝わってきます。
まるで地球が怒りをぶつけるように、今年の日本列島を、これでもかこれでもかというように天災が襲います。
被災者の皆様の不自由な状況を想像するだけで心が痛み、どんなに大変な思いをされているか、苦しまれているかと推察します。全国から早速に温かい支援の手を差し伸べられている様子も伝わりますが、これから日ごと寒くなる新潟県のことを思うと、一日も早い復旧が望まれます。しかし現状では、現地ではまだまだ大混乱状態が続いています。
早速、長野県庁からも午後、職員の方達で構成された支援隊(約50名)が物資を積んで被災地へ出発していきまた。
被災された方達へ心からお見舞い申し上げます。何とか、元気を出して頑張って欲しいと心から祈ります。
午前中から団会議を行なっていた『トライアルしなの』では、午後の研修会で、危機管理室から『新潟中越地震』の被災状況・長野県としての今後の応援体制について説明をいただきました。
又、入札問題の問題点や産業廃棄物処理の現状と問題点を・条例の必要性等について、実際業務にかかわり感じている現場の声を聞かせていただき意見交換をさせて頂きました。
午前中の団会議では、8日の県議会全員協議会で、議論が不十分なまま議場への国旗掲揚が採決された経緯を踏まえ、議会全員協議会運営について、副議長も同席して下さった席上で、古田議長に下記の通りの申し入れを行いました。
「トライアルしなの」としての申し入れとは別に、今井県議が全協で国旗掲揚について採決した際に2割近くの13人が退席したにもかかわら採決に至ったことに対する異議申し入れを行ないました。
その他団会議では、10月22日に実施された「総務警察委員会」の上京現地調査(総務省・警視庁・東京事務所)の報告、並びに本日開催された「議会運営委員会」の報告がなされました。
2004年10月25日
長野県議会議長
古 田 芙 士 様
トライアルしなの
島 田 基 正
今 井 正 子
田 中 清 一
木 内 均
全員協議会の運営に対する申し入れ
全員協議会において国旗掲揚に対する採決のため、「議員に十分な議論を保証すること」と申し入れを行ないましたが、賛否の議論が十分行なわれずに採決に至った事は誠に遺憾であり、今後の全員協議会開催に当たっては、少なくとも一週間前に全議員に対して議題を示すことを申し入れます。
なお全員協議会の運営にあたっては、議員個人の発言の機会が自由に認められ、かつ少数意見であっても十分に尊重、配慮されるような運営をお願い申し上げます。
以上
20日から21日にかけて大暴れした台風23号の被害は、全国的に拡大。長野県の被害の様子が今朝の新聞で大きく報じられていますが、目を覆いたくなるほど各地での災害状況は悲惨です。
先日行なった千曲川護岸の現場視察調査の際、河川敷や浅川沿いに広がったリンゴ畑に、真っ赤になったリンゴがたわわに実り、収穫を待つばかりになっていましたが、そのリンゴ畑も全て冠水し、どこがリンゴ畑かもわからないとの事。農家の方達のことを思うと本当にお気の毒です。
河川の増水や浸水・土砂崩落・道路の寸断・停電・断水・脱線等など被害の大きさは甚大で復旧には、相当の時間が必要です。
人の力では防ぎきれない大自然とは、何と非常な怖さを備えているのでしょうか。
改めて、被災者の方々には心からお見舞い申し上げます。
本日、木内県議の総務警察委員会は東京へ。社会衛生委員会と土木住宅委員会は、現場視察3日目となり最終日になります。
議会運営委員会が開催される25日の月曜日、『トライアルしなの』は団会議を行ないます。
又もや日本を超大型の台風23号が襲い、全国各地が自然の猛威に晒され多大な被害が発生しました。
大型の台風23号は、20日午後高知県に上陸。夕方には大阪府に再上陸、夜には長野県飯田市付近を時速60キロで北東に進みました。
台風の通過により、午前中から激しく雨が降り続いた県内。県庁内にも非常時に備えての緊張感が走りました。
阿智村では、男性が車ごと沢に転落し死亡。各地で土砂崩落が続出。家屋も崩壊した所があり、奈川村では橋の崩壊で住民が孤立状態に。JRも次々と運休。辰野では、飯田線が脱線。国道19号線も各地で相次ぎ土砂崩落によって寸断。9日の地滑りで迂回路になっていた県道にも土砂が崩れて通行止めにと県内各地や全国各地で不安な夜を過ごしました。
社会衛生委員会の県外視察へ出かけている島田県議の地元上田市材木町でも崖崩れの恐れのため避難勧告がでました。きっと、視察先で心配している事と思います。又、田中県議の土木住宅委員会も中南信地区の現場視察に出かけていますが、急遽災害地の視察になっているかもしれません。
先日現場視察を行なつた時は、穏やかな大河といった感じの千曲川も、今日は増水した濁水で河川敷が見えない状態になっており一変した様子が通勤電車の車窓から目に入りました。
本当に恐ろしい自然の力。自然の破壊力で、今年は特に何よりも尊いたくさんの「命」と、道路・橋・家や農作物等の大切な「もの」が奪われました。
災害に遭われた皆様には、心からお見舞い申し上げ、一日も早い復興を心から祈ります。
あの災害をもたらした風雨が嘘のように、窓の外には陽射しが戻ってきました。
日々秋が深まってきた今日この頃。またまた超大型台風が日本に近づいています。
『トライアルしなの』では、昨日の18日、主催の「浅川の治水問題を考えるシンポジウム」実行委員会との共催(浅川・千曲川等治水対策会議・県議会の共産党県議団・あおぞら等6団体)で『浅川の治水問題シンポジウム』を開催しました。
シンポジウムに先立ち、午後1時より、国土交通省千曲川河川事務所にて「実施計画」に基づく河川改修の進捗状況の説明を頂く勉強会を行い、その後、落合橋から中野市立ヶ花までの千曲川左岸側(真島端手前、村山橋下流の桜堤、西厳寺付近、浅川及び鳥栖川合流部、立ヶ花等)長野市・小布施町・豊野町・中野市までの現地調査を行いました。現地調査日和の晴天に恵まれ、30名ほどの団体での調査となりましたが、大変有意義な調査となりました。
長野県勤労者福祉センター(長野市旭町)で、午後6時30分から行なわれたシンポジウムは、150名近い参加者のもと、新潟大学工学部教授の大熊孝先生が「7・13新潟水害から何を学ぶか」というテーマで講演をされました。
大熊教授は、長野県治水・利水ダム等検討委員会の委員も務められ、全国各地で活躍されておられ、今夏の新潟・福井の水害を例にとり、浅川にとってはどのような治水対策が必要なのかを解析説明されました。
2004年7月13日、新潟県下の五十嵐川と刈谷田川の流域を中心にして集中豪雨(降雨量は24時間で400ミリを超えた)があり、両河川とも大洪水が発生。各所で越流や破堤があり、三条市と中之島町を中心に死者15人・全半壊家屋178棟・床上床下浸水家屋2万6572棟の大きな水害が発生。水害の特徴は一気に衝撃の強い流水によって家屋に壊滅的な被害が出、避難する時間的な余裕がなく高齢者等の水死者が出てしまった。計画を超える超過洪水の発生がありうるという観点に立つならば、もっと被害を分散・軽減し、被害の集中を避ける治水計画が必要だった。このような反省のもと、まずは越流しても破堤しない堤防をつくることが肝要と考えるが、仮に破堤をとめられないとしても、急激な破壊でなく、非難する時間がかせげる『ぐずぐず』崩れる堤防にすることが必要との事です。
基本的な考えは、「堤防の高さをこれ以上高くすることなく、越流しても破堤しないように堤防を強化すること!」だそうです。
長野県の『脱ダム宣言』以来耳慣れた、『基本高水』(きほんたかみず)についても講演をいただきました。
『基本高水に関する基本的認識』
?もともと測定値には誤差が多い。
?計算過程には判断が入り、解は複数あって、正しい唯一解があるというものではない。
?どういう治水をするかは選択の問題である。
?その選択肢の基準に、今までは治水も利水も、安全度しか考えてこなかった。
?今後は、環境や財政まで考慮して、決める必要がある。
講演後の質疑応答も充実し良いシンポジウムの開催となりました。
大熊教授の『水防五訓』と『心得』は以下の通りです。大型台風も多発していますので日頃から心がけて下さい。災害時において昨今は、先人の知恵を授けてくれる人たちが少なくなってしまった。その分を、ボランティアの方達が活躍し助けて下さっているとの事です。
『水防五訓』
1.水防は、地域の守り、地元の仕事。
1.水防は、日ごろの準備と河川巡視から。
1.水防は、危険がつきもの,必ずつけよう命綱。
1.水防は、我慢が肝心、一時の辛抱、大きな成果。
1.水防は、減水時の破壊多発,油断大敵
『個人水防心得五訓』
1.調べておこう、自宅のまわりの氾濫実績。
1.大雨きたら、まず明かりと水と食料の準備。
1.ハイテクの自動車浸水に弱し、車での非難、要注意。
1.濁水のしたの凹凸みえず、移動に転ばぬ先の杖
1.氾濫の引き際に、泥・ゴミ掃除忘れずに、後始末大変。
本日19日は、午前中に治水問題研修会が議会棟内であり、今井・田中・木内議員が参加。午後は、小雨降る中、長野市信更安庭地区の地すべり現地視察に田中・木内議員が参加しています。